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「くるり」を聴いて、京都をもっと好きになる。

こんにちは〜!

今朝、叶姉妹が姉妹じゃないことを知り驚きが止まりません、シマです!



早速ですが、みなさん、京都出身の歌手といえば誰を思い浮かべますか?

倖田來未、都はるみ、岡崎体育、10-FEETなどなど、思いつく歌手は人それぞれかと思いますが、今回は私シマが、「京都」といえばこのバンドだろう!と断言したい(個人的に)、「くるり」について、語っていきたいと思います〜!



個人的大好き、おすすめの2曲も紹介しますので、ぜひ最後までお楽しみください!

「くるり」は、1996年9月、立命館大学の音楽サークル「ロック・コミューン」にて結成されました。結成当時のオリジナルメンバーは、岸田繁(産業社会学部卒)、森信行(産業社会学部卒)、佐藤征史(法学部卒)の3名であり、現在は岸田さん、佐藤さんの2名で活動しています。



「くるり」は一言で言うと、進化の足を決して止めることのないバンドだと思っています。


彼らは作品ごとに音楽的に変化し、メンバーの変動も激しいバンドです。オリジナルメンバーが抜けてうまくいったバンドはないと言われる中、一体何回メンバーの変動があったことでしょう。結成20年以上経ったバンドです。でも、それでも、最良の形を求めて、今も変化し続けている尊いバンドです。



「くるり」の2006年と2011年にリリースされた「ベスト オブ くるり」のジャケ写を見てみると、京都タワーが写っていたり、メンバーの拠点がたびたび京都であったり、

メジャーになってもなお京都という土地を愛し、大事にしてくれていることがよくわかります。

ちなみにボーカルの岸田繁さんは、京都精華大学で特任准教授をされているんですよ!羨ましいいいい!一度でいいから授業を受けてみたいものです。



私ごときの一ファンが、くるりの音楽史を語るのはおこがましいのではと思うため、ここからは私が個人的大好きなくるりの楽曲を紹介していきたいと思います!



① 「京都の大学生」


これは、この名の通り、京都の大学生、もしくは京都で大学時代を過ごした人に聴いていただきたい曲です。本当に。


この曲はボーカルの岸田さんが、ストックホルムを歩いているときに思いついた曲だそうです。歌詞の解釈は人それぞれかと思いますが、ここでは私なりの解釈を。


パリに憧れを抱く「四条烏丸西入ル 鉾町生まれのお嬢さん」が、「北区務めの20歳」の彼氏に対し、別れを切り出す物語なのではと考えています。「お嬢さん」目線の曲です。


歌詞は京都弁で歌われているため、上品というか、その分切なくも感じる曲です。


少し歌詞をご紹介!↓


「今日もデートは左京区 大学近くの喫茶店」

(=ちなみにこの喫茶店は進々堂なのでは、と言われています)


「はよ大人になってくれ 原チャで来はったわ」

(=大人になりきらない、デートに原チャでやってくる彼氏に対して呆れている様子が方言によってよく伝わります。)


彼氏に別れを切り出したお嬢さんは曲の最後で別れを切り出し、バスに乗ります。

「206番来たから とり合えず後ろに座った バス巴里まで 飛んでゆけ ラララ シャンゼリゼ」

(=実家がある四条烏丸を通らない206番線に乗ったのはなぜでしょう?)


お嬢さんは、真っ直ぐ家に帰りたくない心情だったのでしょうか…。ラララシャンゼリゼってどういうこと…?などなど、この曲は妄想はつきません。京都に住んだことのある人々は誰もが妄想することができると思います。京都に来たときにぜひこの曲を聴きながら、街ブラをして欲しいです。



② 「言葉はさんかく、こころは四角」

こちらは2007年に発表された、くるり19枚目のシングルで、映画「天然コケコッコー」の主題歌になっています。

恋の歌ではあるのですが、歌詞の中での表現方法が独特です。


言葉→さんかく

こころ→四角

涙→まぁるい



このようにそれぞれを形で表しています。

どういう意味かなんとなくわかるでしょうか?



ネット上では「言葉(さんかく)はこころ(四角)の半分で、言葉はこころの半分しか表現できない。」という興味深い解釈がありましたが、ボーカルの岸田さんが自ら『くるり詩集』においてこの部分を説明しています。


「出る言葉はとんがってたり、胸の奥で考えてることはともかく頑固になってしまったり。結局涙を流すくらいでしか気持ちに素直になれなかったり」


言葉→とんがってる△

こころ→頑固□

涙→素直な気持ち○



感情の形を一見淡白な記号で表す詩的センスに感嘆します。

ここでの解釈も本当に人それぞれなので、ぜひ一度聴いてみていただきたいです!



さて、これまで「くるり」を語ってきましたが、少しでも聴いてみたいと思っていただけたら幸いです。



「くるりを聴くことで、京都をもっと好きになる。」私はそう確信しています。



くるりは2007年から毎年京都にて、京都音楽博覧会を主催しています。

昨年は母校である立命館大学の衣笠キャンパスにて、オンライン開催されました。

ぜひ興味を持たれた方は、きっと今年も開催されるはずですので、一緒に参加しましょう〜!



以上、シマの京都情報ブログでした!

また元気に来月の更新でお会いしましょう☺︎


最後までお読みいただきありがとうございました!

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