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「モダン建築の京都」展 @京セラ美術館

こんにちは!20年余り過ごした地元と別れ、結構ちゃんと寂しさを感じているハンナです


とまあ地元大好き人間ではありますが、名建築の数でいうとやっぱり京都はさすが。

以前から、このブログではちょこちょこ建築のお話をさせてもらっていますが、京都駅ビルや東華菜館、京都文化博物館…などなど!本当に多い。

そんな京都の名建築がたくさん取り上げられている美術館展示がやっていると聞いて、行ってきました。


京都市京セラ美術館開館1周年記念展「モダン建築の京都」です!


この展示会がやると発表された数か月前から、実は楽しみにしていました。

京セラ美術館自体、ミュージアムショップは入ったことがあったのですが、展示室は初めて。

2017年から2020年3月まではリニューアル工事をやっていたんですよね。待望の展示室鑑賞にわくわくしながらチケットを買い、美術館の入り口正面の階段を上がっていきました。


最初に圧倒される空間が、中央ホール!

真っ白な壁面と天井、高い窓から光が差し込む様子はとてもきれいでした。

展示内容によっては、この天井の高さを活かして上から作品が吊られることもあるそうです。


続いて、ここを抜けて展示室へと向かうまでに通るのがこちら。


おしゃれ~~!東広間と呼ばれるこの空間は、「京都賞」という国際賞を紹介するコーナーになっていました。

壁には大理石、床にはモザイクタイル、天井には漆喰……見惚れました(涙)

これらは創建時の佇まいを最大限残したものらしく、なんと京セラ美術館は、現存する日本最古の公立美術館建築であるとのこと。すごい。

そして写真からも伺えるように、この空間の先には日本庭園が広がっていました。

このお庭、七代目小川治兵衛という方が作庭に携わっているらしく、またこの方も「近代日本庭園の先駆者」と呼ばれる作庭家だそう。豪華ですね~


と、この展示室までも十分に贅沢な空間だったのですが、この先の会場がやっとメインの「モダン建築の京都」展です。


詳しい展示内容はネタバレになるので避けつつ…

以前紹介した東華菜館をはじめとするヴォーリズ建築もたくさん紹介がありましたし、大丸ヴィラやフランソワ喫茶室など、実際の調度品(いす等)の展示があるものも…!アンティークでレトロな家具が好きな人にはおすすめです(^^)


私にとっては地理的に身近な堀川団地や京都市庁舎についても解説があったのですが、「そんな経緯で!」「そんな細かい装飾まで!」というような発見が多々あって面白かったです。

ちなみに、市庁舎の上部にある装飾は、毛筆を模しているらしいですよ!(写真とかがなく準備不足で情けないですが、ぜひ実際見て探してみてください!)

他に、私はそんなに詳しくないので単に洋風建築だと思っていた建物でも、実は、日本風や中国風、ヨーロッパ風、イスラム風が織り交ざった様式だったり。

知れば知るほど面白いのだろうなぁ、そして京都はその勉強をするのに絶好の地だなぁと思った展示会でした。

皆さんもぜひ足を運んでみてください!

12月26日まで、京都市京セラ美術館で開催中です♪


お読みいただきありがとうございました、以上ハンナでした!

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