top of page

【京都ならではのチェーン店の看板】

みなさんこんにちは!天です🦋

最近は暖かくなってきて夏が近づいてきた感じがしますね!私は夏が一番好きな季節なので早く夏にならないかな~と思っています😙



さて、今回の京都情報ブログは「京都ならではのチェーン店の看板」についてです。


京都の街を歩いていると景観が京都らしいなと感じることはありませんか?

京都は日本らしい風景や歴史的な建築物・伝統文化が色濃く残る街です。また、世界文化遺産も数多くあり、四季折々の魅力があるため、日本人外国人問わず多くの観光客が訪れています。



しかし、現代では技術の発展によって私たちの生活に大きな影響を与えています。そのため、伝統的な景色が失われつつあります。特に京都市中心部は、名所旧跡や古い街並みとショッピング街・繁華街が混在した状態となっています。



そこで、私たちが京都の伝統的な景色を守り、価値のある建築物や文化を将来の世代に引き継いでいくために、京都市では昭和31年(1956年)に屋外広告物条例を制定しました。



屋外広告物条例では、屋外広告物、掲出物件及び特定屋内広告物の位置、規模、形態及び意匠について必要な制限を行うことにより、都市の景観の維持及び向上を図ることを目的としています。


周囲の景観との調和を配慮したり、赤と黄色や黄色と青のような補色関係(正反対)にある色の使用を避けたりするように規制されています。


そのため、全国展開しているチェーン店も、京都市内の店舗では他では見られない京都独特のデザインに変更されている例がいくつかあります。ここではその事例を3つ紹介します。




① セブンイレブン(京都駅八条口店)

白のベースにオレンジと緑と赤のラインがマークのセブンイレブン。京都駅の八条口店ではそのラインが薄く、周りの風景と馴染むような色味になっています。



② Bellmart(ベルマートキヨスク京都)

東海道新幹線やJR東海在来線の駅構内や駅前に出店しているBellmart。通常では白の背景に赤の文字の看板ですが、黒の背景に白文字になっています。



③ 洋服の青山(白川北大路店)

引用:京都にあるちょっと変わった看板たちは厳しい景観条例の産物 – トラベルjp

https://www.travel.co.jp/guide/article/13407/


洋服の青山は青色のベースに白の文字というのが通常の看板です。しかし、白川北大路店の看板は白色のベースに青の文字となっています。


彩度の高い規制対象色を使う場合は表示面に使える面積割合が決められているため、こういった「色の反転」をしている看板も目立ちます。



普段私たちが見ている看板とは違うので、少し不思議な感じがしますね!

今回は3つ紹介しましたが、今回紹介したチェーン店以外にも京都らしいデザインに変更されていることがあります。



京都を訪れた際には、京都でしか見られない看板・外観もチェックしてみてはどうでしょうか?




最後までお読みいただきありがとうございました!!

閲覧数:12回
bottom of page