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【天神さんと梅と牛】― 北野天満宮を訪ねて―

皆さんこんにちは。ハチです^ ^

2023年、早くも1月下旬となりましたが、まだまだ冷え込みますね…!

私は雪やお鍋、お餅、おでん…といった風物詩(大体食べ物笑)が大好きなので、なんとかそれで日々機嫌をとっています。


また、冬といえば、「梅」の季節ですよね!

見頃は、例年2~3月。

今が1月下旬なので、もうすぐ開花がはじまる頃合。

雪の降る地域だと、雪景色と合わせて、梅の花を見られるのではないでしょうか。


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さて、今回取り上げるのは、「梅香る季節」に行きたい京都の名所、「北野天満宮」⛩

菅原道真を祀り、「天神さん」との愛称でも親しまれているこの神社。

境内には、梅の花を愛したという道真公にちなんで、約50種、約1,500本もの梅が植えられています。


私は先日、趣味のお写ん歩(おしゃんぽ)をしている途中に、ここに立ち寄りました。

あいにくの曇りでしたが、そのときに見た風景を載せていきます☆

参拝したことがある方もない方も、ぜひご覧ください。

写真の中で、一緒に出かけましょう^ ^



※お写ん歩(おしゃんぽ)…散歩をしながらカメラで写真をとること


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「天満宮」と力強く書かれた扁額が見えたら、そこは北野天満宮。参道の入り口です。

扁額が飾られた石造りの大鳥居「一の鳥居」の左右には、府内で最も大きい狛犬が建立されています(1.95 m!)。

奥へと進んでいくと、またまた鳥居が見えてきます。

ここにも狛犬さまが!

実は、北野天満宮は狛犬の数も府内一。12対も設置されているそうです。


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【ちょこっと豆知識:「飾り金具」の今】

参道入り口「一の鳥居」の扁額には、美しい金の装飾が施されていました。

こうした装飾は「飾り金具」などと呼ばれます。

一般に、神社では、至る所でこうした飾り金具を見つけることができますよね。

北野天満宮でも社殿などに華やかな装飾が施されていました。


しかし…現在、飾り金具を手掛けている製作所は、全国で2件しか残っていません。

そして、そのうちの1件が、京都の東山に拠点を構えています(株式会社 仁科旗金具製作所さん)。

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さてさて! 参道を進んでいきましょう。


参道の両サイドには、燈籠、燈籠……牛、牛、牛!

北野天満宮には臥牛の石像が20奉納されており、境内にて参拝者を出迎えてくださいます。撫牛ともよばれ、撫でることでご利益があるとされているのは有名なお話。


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【ちょこっと豆知識:神社の動物】

神社では、牛は神使(しんし)、つまり神様と人間をつなぐ使いとして位置づけられています。北野天満宮では、御祭神である菅原道真と深いかかわりのある牛が神使とされていますが、その他の神社では龍や蛇、狐、猿など、さまざまな動物が神様の使いとして考えられています。


ここでは詳しく触れませんが、菅原道真と牛のかかわりについて気になった方は「天神信仰」「撫牛信仰」などと調べてみて下さい!

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しばらく歩くと楼門が見えてきます。干支大絵馬が掲げられており、そばには花手水(はなちょうず)が。手水舎にお花がぎっしり、とてもきれいです。このお花は約1週間ごとに変わるそうです。


門や社殿に、よく見ると動物がいます。

十二支でしょうか?写真にうつっているのは未、亥、辰、兎、寅、酉…?


見えにくいですが、境内の梅の木たちです。

私が参拝した時、花はまだ蕾の状態でしたが、これから満開になったら一面鮮やかできれいなんでしょうね^ ^

そして、境内の至る所に北野天満宮の神紋「星梅鉢」を見つけることができます。梅がモチーフとして使用されているのが分かりますね。


本殿前に到着。

本殿のある敷地には、白い玉砂利が敷き詰められています。

玉砂利は御霊・魂を意味し、参拝者を清める役割、神社の清浄さを保つ役割を果たしています。また、神道において、白色は穢れを払う色とされています。


本殿・拝殿前には樹齢300年の御神木「紅和魂梅(べにわこんばい)」が植えられています。

この御神木は言わずと知れた「飛梅伝説」のはじまりの梅の木とされており、境内の梅の木の中で唯一本殿前に植えられています。

それと対になる位置には松が植えられています。松も菅原道真とゆかりのある植物です。


拝殿をよく見ると、鏡がずらりとあるんです。

「か・が・み」は「かみ(神)」という音の間に「が(我)」があります。神様に手を合わせる時、それに映る自分とも向き合うという意味が込められているようです。




他にもご紹介したいことが沢山ありますが、今回はこの辺で。

最後に、その他境内で見たものを載せています。

本殿から帰りながら、神社の雰囲気を一緒に楽しみましょう^o^☆


おみくじ、ハンマーのような謎の何か、さざれ石、バリアフリースロープの出入口…

さて、無事に参道入口まで戻ってきました。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

写真の中で一緒に散策できてたのしかったです☆

それでは〜!


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北野天満宮

◾︎参拝時間

開門時間 …6:30 - 17:00

授与所…9:00 - 16:30

駐車場…6:00 - 16:30

◾︎参拝料

境内無料

◾︎電話

075-461-0005

◾︎所在地

〒602-8386

京都市上京区馬喰町 北野天満宮

◾︎公式ホームページ

https://kitanotenmangu.or.jp

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