こんにちは!びっきーです。
早速私の好きなことを紹介していこうと思います。
先日、すまプロのミーティングではいつもと違った一面をメンバーに知ってもらおうと言うことでavex愛を語りました。
今回のブログでもまだほとんどのメンバーには知られていないであろう、私の好きなことを紹介したいと思います。
ズバリ!私の好きなことは、アストリッド・リンドグレーンの作品です。
このブログを読んでくださっている皆さん「誰それ?」って思ったことでしょう笑
リンドグレーンは、スウェーデンの児童書の編集者でありながら、児童文学の作家でもある方です。
残念ながら、2002年に94歳に亡くなられているのですが、彼女の作品は70カ国以上に翻訳されており、100を越える国々で今でも愛されています。
私が初めて触れた彼女の作品は、『ロッタちゃんはじめてのおつかい』です。
この作品では、ロッタちゃんという5歳のいたずら好きな女の子が、周囲を巻き込みながら暮らすストーリーです。
家族と喧嘩して意地を張り、隣のおばあさん家の屋根裏に家出するのですが、段々家族が恋しくなって最後は素直になるところが、5歳児らしくて可愛い見所です。
当時まだ幼かった私は、自分とロッタちゃんを重ね合わせて物語の世界に入り浸っていました。
「ロッタちゃん」に出会ったことでリンドグレーンにドハマりした私は、リンドグレーンの作品を読みあさりました。
今となっては、ほとんどの作品を読んでしまったのですが、そのなかでも特にお気に入りの作品は『やかまし村』のシリーズです。
この作品は、スウェーデンの田舎の村で暮らす子どもたちの日常をユーモラスに描いたものです。
やかまし村には家が3軒しか無く、3軒の家をそれぞれ北屋敷・中屋敷・南屋敷と呼んでおり、北屋敷には2人姉妹、中屋敷には3人兄妹、南屋敷には一人っ子(作品中で妹が誕生)というように7人の子供達が家族と共に暮らしています。
作品の舞台であるやかまし村は、田舎なのでテレビも車もないのですが、子供たちは退屈知らずで、大自然のなかでたくさんの遊びを見つけ出していきます。
家と家との間にある木を伝って子ども部屋を行き来したり、窓から窓へ手紙のやりとりをしたり……のようなエピソードに子供心がくすぐられました。
やかまし村シリーズにはスウェーデンならではのエピソードも描かれており、白夜が当たり前だったり、氷の張った池でスケートをしたり……特に、クリスマスに鉛で占いをするというエピソードが日本にはないもので、私もやってみたい!!とワクワクしました。
ここで、まだリンドグレーンの作品を読んだことないという人のために読みたくなるような魅力を紹介したいと思います!
まず、リンドグレーン作品の三大魅力は、「登場人物の温かさ」「スウェーデンの美しさ」「無邪気さ」です。
1つ目に「登場人物の温かさ」ですが、どの作品においても人の温かさが感じられて、スウェーデンにはこんな良い人しかいないのか?!と思うほどです笑
家族と喧嘩したロッタちゃんに屋根裏部屋をかしてあげるお隣のおばあさんや、学校に子羊を連れて行っても一緒に授業を受けさせてくれる先生だったり、大学生になった今読み返すと、主人公やその友達など子供たちは、心の広い大人たちに守られながら暮らしているのだということに気がつきました。(昔とは違った感想を持てるので1冊で2度美味しいですね笑)
2つ目に「スウェーデン美しさ」ですが、リンドグレーンの作品は全てスウェーデンが舞台となっています。スウェーデンのカラフルな街並みや、自然の偉大さ、家の中のインテリアなど全てに味が出ており美しいです。
人気作品は映像化されているものも多いので、美しい世界に入り浸りたいという方には、ぜひ映画を観ることをオススメします。
最後に「無邪気さ」ですが、リンドグレーンの作品は子供の視点から描かれているものが多いです。そのため、作品を読み進めていくと、先生にいたずらを仕掛けるドキドキ感だったり、家族と離ればなれになって不安に駆られたりなど、誰もが幼い頃したであろう経験を思い出します。
大人になるにつれて心が汚れていってしまっているな~と感じている方にオススメの浄化法です笑
どうでしたか?リンドグレーンの作品読んでみたいと思っていただけたでしょうか?
ちなみに私はリンドグレーンの作品がきっかけでスウェーデンが大好きになり、ちょっとだけスウェーデン語を勉強していました笑
英語と文法が似ているので、割と入ってきやすいです。いつか習得するのが目標です。(使う機会ないと思いますが笑)
いつかスウェーデンに行きたいな!
リンドグレーンでスウェーデンにハマった方一緒に行きましょう笑
Tack för att du läste till slutet.
Vi ses.