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京都から消えた池

みなさんこんにちは!まどかです🌱

やっと待ちに待った春休みになり、遊びに行くのが楽しみです!

新しいことにもチャレンジしたいな〜とも思っています!!



突然ですが、昔京都に大きな池があったことを知っていますか?

滋賀県に琵琶湖がありますが、なんと京都にも池がありました。

京都府のどこに池があったか予想してみてくださいね!


引用:府内市町村地図(京都府)


池は以下の図のような今の京都市伏見区や宇治市、久御山町にあたる場所にあり、巨椋池と呼ばれていました。


引用:水土の礎(京都府-巨椋池干拓事業)


大きさはおよそ東西4km、南北3km、周囲16kmで面積は約800haと、甲子園球場の約200倍もの広さがあったそうです。


想像もできないような大きさですね🤔

規模から言うと湖と呼ばれてもおかしくありません。



巨椋池は北から桂川、南からは木津川、東からは宇治川の流れが集まってきます。

そのため、増水時には膨大な量の水が流れ込み、周囲は洪水の常習地帯でした。




では、なぜ巨椋池は消えたのでしょうか。


巨椋池が変わり始めたのは1594年、豊臣秀吉によって安土桃山城の築城が始まった頃です。

伏見の町を守るため、完全にではありませんが巨椋池から宇治川が切り離されます。


その後、木津川の付け替え工事や淀川筋の改修工事などが行われましたが、水害は続いていました。

さらに大規模な改修工事が行われ、巨椋池は独立したものになります。



水の循環が悪くなった巨椋池は魚類が減少し水質も悪化したため、干拓が行われ、巨椋池は無くなりました。

今は農地となっており、田畑が広がっているのが見られます。


引用:水土の礎(京都府-巨椋池干拓事業) 現在の巨椋池




その土地によって様々な歴史があって面白いですね!

住んでいる地域などを調べてみるのもいいなと思います☺️



最後までお読みいただきありがとうございました!!



参考文献

水土の礎 京都府-巨椋池干拓事業-

https://suido-ishizue.jp/kokuei/kinki/Prefectures/2601/2601.html#t7


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