京都でできた素敵な縁が作った本をご紹介します。

こんにちは!

今月から出版社で長期インターンを始めました、うかです!

残暑が続きますが、みなさまお元気でしょうか?

私はというと、最近はインターンのために早起きしているので、生活リズムが整って調子がいいです♪

会社は大阪にあって、毎朝京都から通っているのですが、1時間半電車に揺られる中で何をしているかというと、そう、読書です。

私は書店巡りが趣味なのですが、買う量に読む量が追いつかず大量に積読していたので、この機会にちゃんと本を読もうと思ったわけです。


そして、インターン3日目の電車で読んだ本がこちら。

「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」


松本隆さんは、有名な作詞家さんです。

松田聖子さんの「赤いスイートピー」や「SWEET MEMORIES」など今でも歌い継がれている名曲を生み出してこられました。

この本はそんな松本さんが喫茶店で語ったことをテーマ別に記しています。


この本との出会いはTwitterでした。

私はリトルプレス(全国流通していない小規模な出版物)が好きで、よくそのジャンルを扱っている書店さんや読者のツイートを読むのですが、その界隈の人たちがよくこの本の写真をツイートしていて、うすぼんやりと覚えていたのです。

後日、偶然書店で見かけて「業界のトレンドは追わねば」と出版志望の血が騒いで買ってみました。

(この本を買ったのは恵文社一乗寺店という書店さんで、このレポは公式Twitterに載せるので楽しみにしていてください)


本の感想はというと。

…めちゃくちゃ良かったです。

想像力があるクリエイティブな人ってこういう視点で物事を見るんだ、と感心しながらよんでいました。

印象に残ったページはいくつもあるのですが、感心するばかりではなく共感できた部分は特に覚えています。それは、「星野晴臣」というテーマでした。星野さんは、かつて松本さんと一緒にバンドを組みその後も様々な場面でタッグを組んだ作曲家さんです。松本さんは彼と出会ったことをこのように語ります。


最初に会った時はショックだった。(中略)たいていの人のことは理解できるわけ。でも、この人はどういう人なんだろうって思った。


その後二人は急接近し、お互いの人生を語る上でかけがえのない人となります。

この松本さんが星野さんに興味を持った瞬間は、私にも共通する部分がありました。

分からないって思ったら、その瞬間にはもう惹かれているんですよね。

この人、分からない。このエッセイ、分からない。この絵、分からない。でもちょっと、おもしろいかもしれない。

そんな「分からない」を積み重ねていきたいなと思いました。


まだまだ感想を書きたいところですが、この本と京都とのつながりもお伝えしておこうと思います。

実は、この本の著者である山下賢二さんは京都で書店を営まれています。ホホホ座という名前で、ZINEやリトルプレス、少し変わった出版物を多く取り扱っているお店です。私も行ったことがあるのですが、このお店の選書はとても素敵だと思いました。


↑ホホホ座の様子


そんなホホホ座の店主・山下さんですが、知り合いの紹介で松本さんに出会い、交友関係を築かれてきたそうです。山下さんは高校生の時から松本さんのファンだったそうですが、松本さんも京都在住だったので、実はすぐに会える距離にいたのですね。

そして時が経つ中で「プライベートな松本さんを残したい」という気持ちが芽生え、この本を企画します。この本は京都在住の二人がこの地で素敵な縁でつながり作った本なのです!

ちなみに、取材は三回に渡って行われたようですが、全て京都の喫茶店で行われています。

どこの喫茶店か気になる方はぜひ本を買ってチェックしてみてくださいね。


いかがでしたか?

今回は京都の縁から生まれた本「喫茶店で松本隆さんから聞いたこと」をご紹介しました。

ぜひ買って読んでみてください。


それでは、また来月お会いしましょう!

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