みなさんこんにちは!
京都すまいるプロジェクトのうかです😊
さて、今日のトピックは日本三景の一つである「天橋立」です。
天橋立といえば百人一首で有名ですね。みなさんもご存知ではないでしょうか?
大江山
いく野の道も遠ければ
まだふみもみず
天橋立
この句をざっくり解説すると、
歌詠みが得意な小式部内侍という人がいたのですが、あまりに出来がいいので、「どうせお母さんの作品なんだろ?」とからかわれてしまいます。
そこで返したのがこの歌で、意味は「大江山を過ぎて生野を通る道は遠すぎて、まだ母がいる天橋立へは行ったことがありません。もちろん母からの手紙も見ていません」という意味です。
ふみ=踏む、文(手紙)という掛詞が使われていますね。
とっさにこんな歌を読めるなんて、小式部内侍さんはとっても機知的な女性だったのでしょう。憧れてしまいます✨
ちなみに、小式部内侍の義理のお父さんである藤原保昌にもイケメンな説話が残っています。
気になる方はぜひ『袴垂、保昌に会ふこと』という古典を読んでみてください。
うかは高校の時に習ってきゃーきゃー言っていました。笑
最後に天橋立の写真を載せておきますね。
田舎ですが、人が優しくてあったかい土地です。
ぜひ行ってみてください!
