みなさん、こんにちは!まどかです🌱
夏休みですが毎日朝から夕方まで実習をしています!大変ですが楽しいです☺️
さて、今回の京都情報ブログは私が今している実習に関係することです。
私は今、蚕に関する実習を行なっています。
みなさん、蚕とはどんな生き物か知っていますか?
蚕はみなさんが着る着物やネクタイなどに使われている糸を作っている虫です🐛

蚕は卵からでると、桑の葉を食べながら成長していき、4回脱皮をすると繭を作り始めます。
そして繭の中で蛹になり、成虫になると繭を突き破って出てきます。

こちらは、蚕の餌となる桑の葉です🌳
実際に蚕の写真を載せたいのですが、虫が苦手な方もいると思うので、興味のある方は是非調べていただきたいです!📸
では、蚕と京都はどのような関係があるのでしょうか。
明治初期に京都府では養蚕所が開設されました。さらに明治16年に高等養蚕伝習所が開設され、養蚕の技術者が養成されました。
大正3、4年には人工孵化種の飼育が始まり、収繭が良好だったため、大正8、9年頃には府内全域に広まりました。
製糸の面では群是製糸株式会社が創立され、昭和戦前期までは、本社があった京都府北部の地域で養蚕や製糸業が盛んでした。
このような背景により、京都府では西陣織や丹後ちりめんなどの織物が有名であるのだと考えられます😯
さらに、京都府のマスコットキャラクターである「まゆまろ」は繭からできたキャラクターなんです!!

まゆまろは繭から生まれたシルクが丹後ちりめんや西陣織、京友禅の着物になるように、京都から新しい文化を創り育てることを目指しているため作られたそうです。
蚕は自分で餌を取りに行くことができず、成虫になっても飛べない虫です。さらに、育てるには気温を調節し、よく観察していないといけません。
育てるのが難しいためか、京都府では養蚕農家が減少しています。
そのため、まずはみなさんに興味を持ち、蚕について知っていただきたいです☺️みなさんで文化を守っていきましょう!!
最後までお読みいただきありがとうございました✨
参考文献