こんにちは!最近少し暑くなってきましたね!暑くなるとやっぱり大好きなアイスを食べたくなります🍨
そんな初夏を感じているココです!
今回のブログは、京都の伝統的な和菓子、八つ橋についてです。京都の和菓子といえば、やっぱり八つ橋ですよね。最近は観光客も増え、お土産として八つ橋を買う人も多いはず。ということで今回のブログは京都を代表する和菓子、八つ橋について紹介します。
まず八ツ橋とは、米粉・砂糖・ニッキを混ぜて蒸したものを固めに焼き上げ、半円に湾曲した長方形の瓦型をした固焼き煎餅であります。焼き上げた八つ橋は主に茶色か黄土色ですが、水ニッキを使ったものは透き通った白いものが特徴です。確かに八つ橋といえば、白や茶色っぽい色のものが多いですよね。

ではそんな八つ橋なのですが、どうやって作られたのでしょうか。八つ橋の生まれた起源について見ていきましょう。
八つ橋の起源は諸説があり、公式に認定されたものはないみたいですが、一説には江戸時代初期に琴の名手で近世箏曲の開祖八橋検校をモチーフにしたものだそうです。
八橋検校では、飯びつに残ったご飯を捨てるのはもったいないため、蜜やシナモンを加えて固焼き煎餅を作ってみてはどうか?と近所の茶屋の主人に提案し、八つ橋が作られたそうです。また、八つ橋は江戸時代中期で聖護院の金戒光明寺の茶店にて商品としてはじめて売り出されました。
そして八つ橋が有名になったのは、京都で大正天皇が即位したときで、即位祝賀行事につめかけた大勢の人が京都駅で八つ橋を買い求めたそうです。その当時に生八橋に餡を包んで売り出したのが「おたべ」や、他にも「聖」、「井筒」や「夕子」などの有名メーカーがあり、今も八つ橋が作られています。
そんな今もさまざまな人々に親しまれている八つ橋ですが、生八つ橋のつぶ餡やこし餡の代わりにはさむものとして、チョコレートや白桃餡・栗餡・芋餡などバリエーションが豊かになったり、またさらには八つ橋作りを体験することのできるような場所が京都にもできたり、京都伝統の和菓子でありながらも八つ橋の進化は止まらないです!
今回は京都伝統の和菓子のひとつ、八つ橋について紹介しましたが、京都を代表する和菓子であっても、八つ橋について初めて知ったことが多かったので、私自身あまり和菓子は好きでないですが、これを機に八つ橋をちゃんと味わってみようと思いました!
みなさんも是非、この機会に八つ橋を味わってみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
和菓子の季節.comhttps://wagashi-season.com › 八つ橋八つ橋の特徴・歴史・味 https://wagashi-season.com/%e5%85%ab%e3%81%a4%e6%a9%8b/ (最終閲覧日 5/28)